社会人として身につけておきたいビジネスマナー

「ビジネスマナー」とは、心構えや行動、身だしなみ、考え方・受け取り方、話し方、聞き方など、要するに「社会常識」である。

テーブルマナー~西洋料理~ 楽しく安全に食べる

テーブルマナー~西洋料理~ 楽しく安全に食べる

テーブルマナー~西洋料理~ 楽しく安全に食べる

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マナーは、基本3か条「自分も人もケガのないよう安全に」「不快な音や不快なものを見せない」「食べる順番を守っておいしくいただく」を守ることである。

これで充分である。

◎マナーにはきちんと理由がある

日本人の感覚では、西洋のテーブルマナーは堅苦しいというイメージがあるが、実際にはそうではない。完璧を求めず上記の3か条を守れば大きな間違いを犯すことはない。

◎テーブルマナーの起源

15世紀までのフランスには、フォークはなく、ナイフとスプーンだけであった。

会食者は料理を指でつまんで食べて、汚れた手をテーブルクロスの端で拭いていた。

そこからテーブルマナーが発展したのは、フランス王家とイタリア・メディチ家とのとの婚姻によるといわれる。

フランスの第2王子(のちのアンリ2世)とカトリーヌ・ド・メディシスの結婚(1533年)。

そして、アンリ4世とマリー・ド・メディシスの結婚(1600年)。

この2つの結婚を期にフランスとイタリアの文化が一体となり、テーブルマナーが作られた。

◎フルコースとは何か

料理が1品ずつ出てくるコースメニュー。

順番は、オードブル、スープ、魚料理、シャーベット、肉料理、サラダ、デザート、フルーツ、コーヒー(紅茶)

◎テーブルセッティングその1食器類の基本

(カトラリー)

献立順に外側から内側へ並んでいる。料理が運ばれてくるたびに外側から使う。

(グラス類)

飲料別に分かれている。料理に合わせて注がれるが、自分からグラスを持つ必要はない。

(お皿)

お皿は持たない。

ただし、スープの残りが少ないときに多少傾けるくらいならOK

◎テーブルセッティングその2カトラリーの基本

  1. 持ち方は、右利きの場合は右手にナイフ、左手ニフォーク。左利きの人は、申し出れば並べ替えてくれる。
  2. 中座するときは、ナイフとフォークを「八」に字に。ナイフの刃は内側に向ける。
  3. 食後は、ナイフとフォークを半分くらい皿に乗せて右側に並べる。

◎テーブルセッティングその3ナプキンの基本

  1. 食膳は、ナプキンを二つ折りにし、折り目を手前にしてひざにかける。注文が必要な場では、注文後にひざへ
  2. 口の拭き方は、食事中や食後の場合は、端を持って内側で拭く。そのあとは汚れが見えないようにしてたたむ
  3. 食後は軽くたたんでテーブルへ。しっかりたたむと「食事が口に合いません」のサインに。中座する場合はイスに置く。

◎テーブルセッティングその4魚料理

魚料理は食べにくい。

裏返すのはNGである。

食べる順序は、上側の身→中骨を取る→下側の身である。

  1. 左手のフォークで頭を押さえ、頭側から中骨に沿ってナイフを入れる
  2. 身がはずれたら皿の奥へ置き、左からひと口ずつ切って、ソースをからめながら食べる
  3. 中骨と下の身のあいだにナイフを入れ、骨をはずして皿の奥へ
  4. 下側の身はそのままの位置で、やはり左から食べていく

◎テーブルセッティングその5肉料理

基本は魚と同じ。左側からひと口大に切って食べる。

大きめの肉料理は、フォークで左側からひと口ずつ切り、ナイフでソースをからませて食べる。

骨つきの肉料理は、フォークで押さえながら骨に沿ってナイフを入れる。

手は使わない。

串焼きは、ナプキンで串を押さえ、右手にフォークを持って肉から抜く。

◎テーブルセッティングその6料理とお酒

西洋料理には、肉には赤ワイン(タンニンが豊富で、口内や胃の脂分をとりやすい)、魚には白ワイン(赤ワインほど濃厚でないため、蛋白な魚向けである)という基本がある。

しかし、食べ物のうまみを味わう醍醐味は、好きな酒とともに楽しむことにある。

ワインの赤白にこだわることはない。

◎テーブルセッティングその7主食とデザート

パンは、ひと口ずつちぎって食べる。

バターなどを使う場合も、ひと口ぶんをぬる。

ライスは、フォークの腹にのせる。

右手にフォークを持ち替え、フォークだけで食べてもOK。

メロンはフォークで左端を押さえ、右端から実と皮のあいだにナイフを入れていく→左端は切りにくいため、メロンを回転させて左右を入れ替えて切る→身がはずれたら、左端からひと口ずつ切って食べる。

◎食べきれないときはどうするか

食後のサインと同じように、ナイフとフォークを右側に並べて置く。

給仕係が下げてよいかを尋ねてくるので、「ありがとうございます」と下げてもらう。

◎持ち帰りたいときはどうするか

この場合、ほとんどの会場ではNGである。

折り詰めにしてくれる場合もあるが、周囲にはよい印象与えない。

ビジネスで出席しているのであれば、がまんすること。

◎グラスに口紅がついたらどうするか

まわりから見えないように指でそっとぬぐう。

指はひざの上にあるナプキンで拭く。


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